INTRODUCTION

「ヴィザジズム」とは

1950年代、
フランスで考案された「ヴィザジズム」。

「ヴィザジズム」という⾔葉は、フランス語で「顔」を意味する「ヴィサージュ」と「主義」という意味の「イズム」を合わせた造語です。
「ヴィザジズム」は顔を媒体とした美容コミュニケーションメソッドであり、デザインメソッドです。
相⼿の視線に働きかけて、⾃分の顔を「⾃分らしく」もしくは「⾒られたい⾃分」に⾒せる為の技法です。
このテクニックをお客様に提供できるカウンセラーを「ヴィザジスト」といいます。

ヴィザジズムの考え方

(エスプリ)

ヴィザジズムは、その⼈⾃⾝の個性と
美しさの最⼤の表現⽅法を考えます。

ABOUT
"VISAGISTE"

「ヴィザジスト」とは

「ヴィザジスト」は、「ヴィザジスト認定講習」というヴィザジズムの講習を受講し、修了することによって得られる資格です。 修了の認定として、一人一人にシリアルナンバー入りのディプロマ(認定証)をお渡ししております。
このヴィザジストは、ウノ・ムラハシ・カツジが1998年に本邦に紹介したことにより、現在では全国に約4000人のヴィザジストが誕生しています。
主に、国際文化理容美容専門学校などの業界関連各種法人にご支援、ご提携いただいております。
また「ウィサジズム」は、頭髪にとどまらず、メガネ、メイクアップ、アクセサリーなどのカウンセリング、販売促進にも有効であることがフランスでは実証されており、日本でもこの先様々な業種との連携が期待されます。
そして、以前は特課扱いで授業をさせて頂いていた国際文化理容美容専門学校において2019年度から、単位取得となる正課授業に採用頂き、今後は毎年、年間約500人の新たなヴィザジストの誕生も約束されています。

Marie Laurecin

「一般社団法人
ヴィザジスト協会」の設立

この協会は、「ヴィザジスト」また、理美容業界に携わる皆さんへの、さまざまな情報提供、相互研鑽の機会提供等により理美容にまつわる仕事をより楽しく、より有意義なものにしていくサポートをさせていただくとともに、顧客第一主義の「ヴィザジズム」の考え方を広く一般顧客層にまでご理解いただき、数ある理美容師の中から「ヴィザジズム」に所縁のある技術者を選んでいただき、自己表現のお手伝いをさせていただくような情報発信の役割を担うものであります。

MESSAGE

代表挨拶

MESSAGE

代表挨拶

ヴィザジストは、ヴィザジズムのエスプリとテクニックを理解し、顔(ヴィザージュ)のカウンセリングを行うことができる顔のデザイナーです。

顔は自己確立の上に存在し、他者との違いを表現するものであります。
しかし、同時にそれは他者を識別するため、あるいは認識するために使われる。
顔を見ているのはあなた以外の他者であり、多くの場合他者の視線こそが、顔に意味を持たせると言えるのではないだろうか。

ヴィザジズムは、顔の見え方に変化をもたらす髪の形や色・メガネ・メイクアップ・アクセサリー、さらには服飾の襟の形や肩、胸などを使い、自分が他者に見せたい顔、もしくは見られたい顔に近づけるためのアナライズ(分析)、そしてカウンセリングとデザインのメソッドです。

一人ひとりの価値観に基づく「らしさ」、そして時には潜在願望の「気付き」に感応することが、ヴィザジスト本来の目的である。
自身の望む顔や姿で生活することが、本来の個性表現と言えるのではないか。

個性表現における美は、それを受け取る側との関係性によって、その意味に変化が生まれます。
そして同時に、その個人と社会との繋がり方と大きく関わっています。

その美の基準は、さまざまです。
私たちヴィザジストの仕事は、画一的な美を作りだすのではなく、さまざまな美のかたちを社会に向けて表現するためサポートです。
それぞれの個性が輝く顔を創ることで、私達の仕事は、未来に向かってその価値を見出すことができるのではないでしょうか。

ウノ・ムラハシ・カツジ

PROFILE

村橋克仁プロフィール

ウノ ムラハシカツジ(村橋克仁)

FNCF 日本、アジア代表
ヴィザジスト オーガナイザー
OMC(世界理美容連合)世界会長付きアジア担当(1999年~2000年)
技能五輪全国大会美容部門主査(2000年~2010年)

京都嵯峨美術短期大学にて造形学を専攻。
祖父村橋巳之一は初の国産パーマネント機制作等、近代美容を全国に普及さした先駆者。
父、宇野久夫は美容師でありながら武庫川女子大学で教鞭を執り「髪型の知性」の出版などを通じて広く一般の人々に理美容の芸術性を説いた。

1979年渡仏し、モナコ王妃、グレース・ケリーをはじめとする世界各国の王侯貴族や、エリザベステーラー、オードリーヘップバーン等の有名女優たちを顧客に持つアレクサンドル ドゥ パリに入店。
アレクサンドル氏のアシスタントとして、シャネル、イヴ・サンローラン、ジバンシーなどのコレクションや、ヴォーグなどのファッション誌のヘアーを担当。
帰国後は美容室エステに入店するも、コラブラトール(協力員)として、パリコレクションのバックステージを担当。

2013年 「かおを美しくみせるVのメソッド」を出版。
現在は美容室エステで顧客を担当する傍ら、国際文化学園で教鞭をとっている。